箱根駅伝の話
★平成22年の新年を迎えた。
新年といえば恒例の箱根駅伝。すっかり正月の
風物詩となった。小田原中継点から芦ノ湖畔
ゴールまでの5区で2年続けて、東洋大学が
大逆転劇を演じ、往路優勝を果たした。
★この5区の舞台となる小田原から箱根芦ノ湖まで
の道路が開通したのは今から106年前の明治
37年(1904)だった。 福沢諭吉の助言などで地元
の篤志家達が資産を投げ打ち、多額の借金を重ね
ながら、多くの人の尽力を得て、30年の時間をかけ
やっと幅4.5mほどの人力車が通れる程の道路が
完成したのだった。これが国道1号線のルーツと
なった。
★完成から16年後、大正9年(1920)日本マラソン
の父といわれる「金栗四三」氏の提唱で、早稲田、
慶応、明治、東京高師の4大学が参加し、第1回
東京箱根間駅伝が開催された。
それから90年後の今年、歴史の重みを感じながら
小田原の我が家の前で、母校青山学院大の健闘
に声援を送る私の姿があった。
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