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2009年12月 8日 (火)

小田原北条氏とNHK大河ドラマ

戦国時代をテーマにしたNHK大河ドラマは当然ながら信長、秀吉、家康を何度も採り上げている。政権を手中にしなかった戦国大名でも武田信玄、上杉謙信、毛利元就、前田利家、伊達正宗らは主人公として何度か登場した。今年も上杉景勝、直江兼続が登場したばかりだ。

小田原北条氏は5代100年に亘って、関東に覇を成した大大名である。この北条氏は脇役としては何度も登場しているが、主人公として一度もない。

その理由を戦国時代の研究者として著名な静岡大学小和田教授の話を聞いたことがある。それによると、「初代北条早雲以来、よく家訓を守り、諍いもなくドラマ性に欠けること、個性ある女性が少なく女性の視聴者が少ないのではないかというようなことをNHKのディレクターが考えているようだ」とのこと。

 しかしながら後に北条早雲となる伊勢新九郎を主人公にした司馬遼太郎の「箱根の坂」を読むと実に波乱に富み、下剋上の先駆けをした悪いイメージは微塵もない。むしろ善政を敷いた老政治家である。しかしその前半生ははっきりせず、50歳過ぎたころから歴史の表舞台に出てくる。それゆえ司馬氏のような歴史小説家にとって想像の舞台が広がり、ペンが揮えるのだろう。

早雲を主人公にした場合、大河ドラマの制作に十分耐えうると思うが、4代氏政、5代氏直の時代になると敗者の論理となり、大河ドラマは難しい。

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