« 小田原の海(1) | トップページ | 秀吉が築いた石垣山一夜城 »

2009年12月 6日 (日)

小田原の海(2)

相模湾は深いところで1000m以上、また水の層が三層にもなっており、表面から250mは黒潮が流れている。この黒潮は普通は湾の外の沖合いを流れているが、伊豆諸島にぶつかって分岐流となり、相模湾に流れ込んでくる。これが相模湾に豊かさをもたらしている。
さらに黒潮は温暖な気候もたらし、真冬でも海に面したベランダでは最低温度56度、しかならず、ブーゲンビリアや寒さに弱い観葉植物でも冬を越している。小田原を取り囲む丘陵ではみかんが数多く栽培され、童謡「みかんの花咲く丘」の発祥の地でもある。
 
小田原に住んで3年以上になるが、以前に比べ海岸線がかなり後退し、砂浜部分が少なくなった。波の浸食によるものだが、一つの原因に酒匂川のダムや取水堰などにより、海に注ぐ水量が減り、砂や土石の量も減ったためらしい。さらに水の勢いも衰えたため、河口付近の撹拌能力が小さくなり、微生物などの減少が生態系にも影響している模様。
そういえば、ここのところ自分も含め、釣果も余りあがっていないようだ。
酒匂川の河口が海と接する部分は実に不思議だ。その形は常に大きく変化し、幅56mの浅瀬になるときもある。すぐ上流は胃の形をした池のようになっており、そこから十二指腸のように細くなった瀬を通って相模湾に注いでいるのだ。自然の力を観察するのも実におもしろい。  (参照:広報「小田原」200811/1号)

« 小田原の海(1) | トップページ | 秀吉が築いた石垣山一夜城 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1299847/32509728

この記事へのトラックバック一覧です: 小田原の海(2):

« 小田原の海(1) | トップページ | 秀吉が築いた石垣山一夜城 »

2016年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ